LibrePCは、私の仲間が経営している
アイクラフト株式会社が提唱している、
「いっそ自由に もっと気軽に 使えるPCへ」をコンセプトにしたオープンソースなソフトウエアで構成されるPCです。
LinuxというOSは、オープンソースという基本的には「無償」のソフトウエアのもので、同じLinuxという名前でも自由に展開できることから、様々な形で進化しています。
そのため、インストールして設定することは至難の業です。
そこでビジネスに必要なものをインストールして、そのまま使うことができるパソコンがあればすごくいいなと思っていましたが、実はほとんど売っていません。
Windowsのほうが使いやすいですからね。
ただ、マイナンバーの導入に象徴されるように、中小企業でも漏洩すると大変なことになる情報がたくさんあります。
その情報が漏洩する大きな原因が、EメールとWeb(ホームページ)にあるのです。
Windowsパソコンを使い続ける限りこのリスクはなくなりません。
だといってもMacに乗り換えるのも操作性など大変な部分もあります。
そこで登場するのがLinuxパソコンなのです。
そう思い、お客様へのサービスの一環としてLinuxパソコンの販売を企画しておりました。
そんな矢先にアイクラフトの山本社長がLibrePCというサービスを開始したという話を聞きました。
当社も独自の名前でPCを販売する企画だったのですが、せっかくやるのだったら統一したブランド名で展開したほうがシナジー効果もあるのではないかと思って、LibrePCという名前を使わせていただくようにしました。そして当社が作成したPCのシリーズを
「LibrePC from Tacmic-ATR」ということで展開させていただくことにしました。
正式な発表は11月を予定しています。カタログ等はまだありませんし、Macのように華々しい発表もありませんが、お楽しみにしてくださいますと幸いです。