人間は自分をえこひいきする
昨日本屋さんに行って、今ベストセラーの一つである養老孟司さんの『「自分」の壁』という本を購入し、読んでいます。
まだ全部読破するにはいたっていませんが、なるほど!と思ったフレーズが
「人間は自分をえこひいきする」
という言葉。
人間は無意識のところで、ここまでが自分でここからが自分じゃないという範囲を決めているそうです。
もちろん他の人に対してもそうらしい。ここまでがその人でそこからは他の人じゃないということ。
で、同じものでも、自分の中にあるあいだはえこひいきするけど、自分の外に出た瞬間にそのえこひいきがなくなり、かえってマイナスに転じてしまう。
だから、ツバが自分の口にある間は、ぜんぜん汚いものではないけれど、一旦外に出てしまうと、汚いものになっている。
下世話な話ですが、便もそうですね。自分の中にある間は別に汚いわけじゃないし、汚いものを自分の中に入れているという意識もないですが、出てしまったらマイナスに転じてしまうというということで、とんでもなく汚いものに感じられるわけです。で早く目の届かないところにやってしまいたい。
で、水洗トイレが発達したんだと。
よく考えてみたらそんなことはたくさんありますよね。
自分の範囲のものをえこひいきする。これが人間の行動の原点にあるとすれば、色んな意味で世の中を面白く見ることが出来ますね。
- By 管理人
- 2014-07-28
- 2015
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