よく世界各国の幸福感(幸せを感じる瞬間)の度合いを調査しているのを見かけます。
たとえばこんな感じの記事がそれに当てはまるでしょう。
これからすると、日本は62位。あーんまり幸せそうな国じゃない。
本当にそうなんだろうかなんて考えます。
幸せというのは、不幸せの大局になるもので、
不幸せの要因がなくなった時に幸せを感じるわけです。
例えば、泣きたいほどにトイレに行きたい時に、トイレに駆け込んで用を済ませた時
心から幸福感を感じるはずです。
でも、不幸せを感じなかったとしたら、世の中のことはすべて当たり前で、幸せ感を感じない
そんな気がします。
私は2年前に親父を亡くしましたが、結構めんどくさい親父だったので、いろいろ面倒を見ていろいろうざったいと思ったことも多々ありますが、失ってはじめて、オヤジと喧嘩したり言い合いしたりしたあの日々は幸せだったのだと感じるわけです。
それこそ先日auが全然電話ができなくなったしまった時に、いつでもどこでも電話ができるというあの環境はすごく幸せなもんなんだね。と感じるわけですね。
でも、できるのが当たり前なのがなくなってしまうと、不満ばっかりいう人が出てくる。私もですが。
そうなってくると、幸せを感じるためには、やっぱり感謝の気持というのが必要なわけで、日本人が幸せ感をどんどん感じなくなってしまっている背景には、やっぱり「していただくこと」への感謝がどんどん減ってきているからなような気がします。
安倍元総理殺人なんかもそうですが、明日が来ないなんてことは、皆考えていません。夜寝て朝起きて元気だ。これだけでもすごく幸せなことなんだと思えると、私達の人生ってバラ色だななんて思います。
あ、明日しないといけない仕事が溜まっているなんてことは、棚に上げての発言です。