今日で5月も終わりですね。早いものです。
さて、米の値段が高騰している昨今、小泉新大臣が、備蓄米を格安で放出することになった。
前回の入札方式の備蓄米は、値段が下がってほしくないとしか思えないJAがほぼ購入して、何も怒らないという結果になっていた。
今回は色んな所がいち早く対応して、来週には手に入れられることになるらしい。
この施策について色んな意見を言う人がいる。選挙目的だとか全員に渡らないぞとか。
野党の人たちも、家畜の餌を食わすのかとか、それは本質的な対策になっているのかとか、昨日も国会で言っていたみたいですが。
もちろんこの安い米は全員に行き渡らないことはわかっているけど
質より量が必要な育ち盛りのお子さんをお持ちの方々がどんどん買ってほしいと思います。
もちろん、年金ぐらしで厳しい方も、買いたくなるのは当然です。
量よりも質がいいと言う方は、高くても美味しいお米を購入すればいいこと。
グラム100円台の肉を食べるか、グラム1000円を超える肉を食べるか。という選択肢を与えたらいいと思います。
後は、なんでこの1年で米の値段が倍になってしまったのかということを政治として明確にしてほしい。
例えば去年の秋に収穫した米の、農家さんの出値が倍になっていた、となるのであればそれはそれで合理性がある
でも、例えば燃料費とか肥料代とかの上昇で2割位高くなった、という中で米の値段が2倍になったとしたら、JAだとか大手米卸業者が「転売ヤー」になって利益を貪ってるわけで、それは消費者としては腹が立つ話になります。
なので、米高騰に対して対処療法として、備蓄米放出は私は賛成ですが、対処ではなく対策をしっかりと考えてほしいと思いますね。
そもそも、農家の米をJAがほぼ全部買い上げるって仕組み、まだ必要なんですかねー。