ライフサイクル
おそうじロボットで有名なルンバのiRobot社が破産申請を行ったというニュースがありました。
そしてつい先ごろは高級トースターで有名なバルミューダが売上を大きく落として赤字転落したというニュースがありました。
個人的にはルンバ系の掃除機を使ったことはまったくなく
バルミューダは子どもたちからのプレゼントでもらっただけで購入したことはないので、なんとも言えませんが
アイディア商品なるものは真似されることは仕方ないです。
トースターを高級な商品としてキッチンを彩る部品として捉えるという発想はたしかに斬新でした。
普通の安いオーブントースターの2倍も3倍もするトースターが売れたのは、
「トースターがある」のではなく「バルミューダがある」ことが達成感になっていたからだと思います。
ルンバについても同じです。自分たちで掃除しなくても勝手に掃除してくれる、家のロボット。素敵ですね。
これも掃除機があるのではなくルンバが家にある、これが達成感になっていたんじゃないかと思います。
ただ、このアイディアの商品は、やっぱり真似されるんですね。
真似されると後発商品のほうが魅力的にできる。欠点を抑えて長所を伸ばせるから。
トースターも似たようなデザインのものがたくさん出てますし、値段も下がっている。
おそうじロボットもいろんなものがたくさん出ている。しかも安い。
アイディア商品の企業はやっぱり常にアイディアを出し続けないといけないところが大変なところです。
真似させることを考えると、すごくライフスタイルが短い商品になるので。
そういう意味ではスティーブ・ジョブズという人はすごい発想力を持ち続け、新しいアイディアを出し続けた。
今のappleにはそのようなアイディアイノベータがいないので、値段も高くなるし、シェアを落としてしまいますね。
世の中、我が世の春はどんどん短くなってしまっているような気がします
私も新しい技術を習得しないと!!!