世界をこの手に
なんかかっこいいタイトルですが、皆さんいつでも実現できてることです。
私が若い頃、IT技術はスタートしたばかりで、インターネットに出会ったのも30歳手前くらい。
モデムで、プロバイダに接続したときだけが、世界とつながっている瞬間。
そのころの通信速度は、56kbps。メガじゃないですよキロですよ。
それでも色んな情報が、会社にいながらできていたなんてすごいことでした。
その頃事業所が2つあり、64kbpsのスピードの専用線を引いて、情報の同期をとっていました。
月10万円近くかかりましたが、それでも2つの事業所の情報の同期が取れたことは、それ以上の価値がありました。
いまは、いつでもどこでも、信じられないスピードで、世界中の情報を手に入れることができます。
まさに世界がこの手にあるということです。
しかし、よく考えてみたら、通信速度が遅かったあの頃のほうが、情報をしっかりと整理して送れていたような気もします。そういう意味ではどんどんバカになっているのかもしれないですね。
さらに、いらない情報はたくさん入ってくるけれど、欲しい情報はなかなか手に入れることができない。
発信したい情報は、なかなか伝えられない。 届かない。
伝えるために。届けるために。
- By 管理人
- 2022-01-06
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