変わらない
よく、創造力のある人間を育てるなんてこと言いますが。
創造とは、ある意味無から有を作ること。常識はずれなことをすることですよね。
誰もができないと思っていたことを成し遂げるとか、
誰もがうまく行かないと思っていたことを成功させるとか。
誰もが思いつかないとか否定的だとかそんなことを成し遂げることを「創造」だとするならば
今の学校教育ではこの創造力はなかなか難しいですよね。だって誰もが否定的なことをさせることはないですから。
写真の壁画はラスコーの壁画が九州国立博物館にやってきたときに撮したものですが、この絵を書いた人たちは、きっと洞窟の中にいながら、草原を味わっていた。そんなイマジネーション、悪く言うと妄想力に長けていたんじゃないかと思います。
今の世の中、なかなか妄想できない。
食べたことない料理に出会ったら、ネットでレシピを見たら、ある程度のものは作れる。自分の舌を頼りに何が入っていたかを妄想することもない。
行ったことがないところに行こうとしたとき、どんな景色なんだろうと思ったとき、想像することもなくネットで写真を探してしまう。そこにも妄想はない。
何かそこには問題がありそうな気がするんですよね。
かくいう私も全く同じなんですけどね。どんどん創造しなくなっているし、記憶しなくなっている。
そんな毎日は、私の創造力をどんどん奪ってしまい、私の成長が止まる、つまり変わらない状態になってるような気がします。
落ちはないんですが、教育制度を大きく変えようとしていますが、そこにいる指導者たちはちゃんとついていけるんでしょうかね。会社も一緒ですね。環境がどんどん変わっていますが、そこにいる経営者はちゃんとついていけてるんでしょうかね。私を含めて。
お互いしっかりとがんばりましょう。
- By 管理人
- 2019-10-25
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