何のために経営をしているのか
経営理念には、7つの要素から構成されていると、シーエススチールの松原さんは著書で欠かれています。
1つ目の要素が「何のために経営しているのか」ということです。
会社を始めた時は、通常の場合は一人もしくは家族で始めていると思います。
一人仕事をしている時には、「何のために経営しているのか」ということは余り重要な事ではありません。
大きな意味で自分のために経営しているからです。
自分の生活のため、自分の夢のため、家族の幸せのため・・・
色いろあるとは思いますが、それは自分の心のうちで持っていればいいので、経営理念として成文化する必要はありません。
でも、色んなお客様と接するとき、また人を雇い入れて一緒に仕事をするようになった時には、この「何のために経営しているのか」をわかり易い言葉で明文化することは必要になってきます。
これは、11月11日の私の投稿に通じるものです。
そう。WHYの一つの要素です。
どんな言葉でも構いません。
まずはいい言葉で考えることはやめましょう。利己的でいいのです。
「自分たちが、裕福な生活をするために」でもいいです。
「金持ちになるために」でも構いません。
みんなで何かを共有していこうと思えば
「社員全員が自分たちの夢や願いを叶えるために」かもしれません。
匠の技をお持ちであれば
「自分の技術を使って、人々のこんな暮らしを変えていく」かもしれません。
まだ経営理念をここで固めるわけじゃないのですから
矛盾していてもいいので
何のために会社を経営しているのかをどんどん書いていってみましょう。
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