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会社の運営する上での覚悟とは
2013-11-06 経営指針・経営理念
さて、何を守るかというところは人としての心構えなんですが

何をしていく上でも、どこまでのものを犠牲にしながら前に進んでいくというのは決めて置かなければならないことです。



それを「覚悟」という人もいます。



覚悟というのは「不利なこと、厳しいことを予想して、それを受け止める心構えをすること」ということですが、逆に言うと受け止められない状況になってもそれを受け止めようとするのは覚悟とは言いません。もうそれは無謀といいます。



第二次世界大戦の時、イタリアはとっとと負けました。おそらく覚悟が決まっていたのでしょう。

でも、日本は「神風」にすべてを託して戦い続けました。歴史にもしもはないと思いますが、もしも「これ以上の悪い状況になった時には敗北を認める」ことで、原爆を落とされることもなかったかもしれません。



私も会社を経営する上で、結果として家族や友人までを不幸せにしてまでカネをつぎ込んでしまった経験があります。同じように「神風」を期待したがゆえのことです。

自分の財産を食いつぶすのは覚悟として至極まっとうなことですが、それ以上のことはやっぱりそれは覚悟でなく無謀だったのだと、本当に反省すると同時にそれがわからなかった自分を悔やんでいます。









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