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ちゃんと論議をしましょう
2015-09-08 Tacmic情報
男性と女性というのはよく観点が違うと言われています。
例えば、私が体験する男女の観点の違いなんですが、
男性が今起こっている問題点を論じ合っている時に、女性が不利になった途端
「あなたは昔私にこんなひどいことをした」と(男性としては全然次元が違う話を)突然話題に出してきて、いまいったいなんの話をしているんだとなります。
理論と感傷論の混在です。

日本の国策を決めていくべき時に、たとえばエネルギーをどのように国富を損なわないように自給自足に近い形で確保し続けるためにはどうすべきか、自分の国だけで隣国とのパワーバランスを均衡させることが出来ない国家がどのように協力しあって自分の国を守っていくか。
こういうことを論じるときには、まずはしっかりと現状を冷静に把握し、できるだけ感情が入らないようにして、問題点を整理し、その上で色んな意見を戦わせるべきだと思います。
でもいまは国家レベルで出来ない状態になっているような気がします。

デモと言うのは民主主義国家である日本で認められたものですが、意見交換ではありません。デモンストレーションは示威行為です。威力を示すものです。そこでとやかくいうのではなく、やはり論じ合うべきだと思います。
そういう示威行為をしているとだんだん意見が過激になっていきます。またデモの時には短い時間でいうシュプレヒコールを何度も言わないといけないので、意見をすごく短い言葉で表現することになります。そうすると論点がずれていきます。安保法制の論議→徴兵制反対 みたいなものです。で、デモは必ず感傷論になります。理論と感傷論の戦いになってしまうので、話し合いは噛み合いません。

もちろん私もまだまだ未熟なので
私も色んな所で、問題を解決したり新しい企画をねったりするときにいろんな議論を戦わせる時がありますが、出来る限り理論と理論をぶつけあい、感傷や感情は出さないようにしないといけないなと、よく反省します。

やっぱり議論って大切だと思いますよ。

 


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