POPサーバーの終焉
うちの会社が様々な会社様に運用していたメールサーバーは
2005年くらいに導入したXmail Serverというものでした。
(もう20年くらい前だ)
良かったところはWindowsで動作していたというところと、メーリングリストがかんたんに作れていたところ。
いまとなっては、メールマガジンは多々あれどもメーリングリストで盛り上がっているところは私は知りません。
そのサーバーは当たり前ですがPOPサーバーという郵便局サーバー。
サーバーが管理するメールは到着するメールだけなんですね。
あのころはそれで良かったんです。メールを見るパソコンは1台でしたから。
更に、メールサーバーの保存容量が10Mとか100Mとかしかなかったので、どんどん削除してもらわないと大変なことになっていたわけです。
今のメールサーバーはIMAPサーバーという入ってくるメールも出ていくメールも管理するのが主流。
なぜならメールを見る端末はパソコン、それもデスクトップだったりノートだったり、さらにスマホ・タブレットいろんな端末でメールを見たり送ったりします。
送ったメールがどこから送ったか覚えてられなくなるわけで、それなら両方管理しないととですね。
ということで、いつそのあたりを変更しようか悩んでいましたし、
ちょこちょこと変えていたのですが、
色々とメールの制約が強くなってきた今月、思い切ってすべてのお客様に対してIMAPサーバーへの移行をお願いしました。
運用するサーバーとしては、5台入れ替えながら20年間、Xmailサーバーよく頑張ってくれました。
本当にありがとう。
時代はどんどん進化していくものなのです。
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