刹那を味方にできるか
昨日の箱根駅伝で、國學院大学のタスキがあと5秒で繋げなかった瞬間を見た。
きっと気持ちは渡す相手に飛んで行きたかった。でも足は動かない。無常のピストルがなり、タスキを渡す相手は走り出してしまった。
たまらない瞬間だ。
スポーツの世界ではよくこの「刹那」によって勝負が変わる瞬間がある。
私がやっていたバスケットも同じだ。 ブザービートといって、終わりのブザーの直前にシュートしたボールが、かごの中に入ることだけど、それで勝負が決まってしまったり、同点に追いついたり、逆に入らずに負けてしまったり。
ここだけを切り取ると、ドラマティックなんだけど、実はその刹那に到るためには、その前の努力がやっぱり大事だ。
ひどいようだけど、箱根駅伝の子ももっと楽なときにあと5秒を削り出しておけば(東洋大学風)、あの瞬間は最高の瞬間に変わっていたかもしれない。ブザービートだって同じだ。もっと前にいろんなことができていたはず。
自分自身振り返ってみても、締切は決まっているのに、最初ダラダラやって、最後の最後にバタバタしてしまう。
だから最後の刹那を味方にすることができないことがおおい。
新しい1年が始まったばかりだから思うけど、やっぱり刹那を大切にしていかないといけない。
自分自身が後悔しないためにね。
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