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時刻表の醍醐味
2022-04-16 TOP
私の母方の祖父母は鹿児島県に住んでいた。で祖父は校長先生だったもので、色んな所に転勤していた。
生まれた頃は黒酢で有名な福山町だったし、それから加世田に行ったりしたが、最終的には加治木町(今の姶良市)に落ち着いた。
なので、子供の頃から母の里帰りについていくときには、有明3号に乗って西鹿児島まで電車で行き、それから福山のときは日豊線で、加世田のときは今はもうない鹿児島交通線で、加治木になったらまた日豊線でという感じで列車の旅を楽しんでいた。

中学校になっても鹿児島の学校だったもんだから、そのまま有明で帰るという選択肢もあり、夜行急行かいもんにのる機会もあり、宮崎まわりのにちりんにのったり、夜行急行の日南に乗ったりと、まあ楽しんでいたものだ。

大学は東京だったので、帰りは飛行機もあれば、新幹線もあるが、やっぱりブルートレインも面白かったし、青春18きっぷで、東京大垣間の夜行鈍行にのって、それからたくさん乗り継いで帰ったりもしていたような気がする。

そんなときに大切なのが時刻表ですね。いまはアプリで最適な行き方がすぐに見つかるけれど、あの頃は時刻表とにらめっこしながら、今度はどこにいこうと考えたもんです。

で、今では、50歳以上の特別な乗り放題きっぷなんてものがでたり、九州管内のみんなの九州きっぷ乗り放題があったりと、鉄道が好きな人にとっては私服なきっぷが増えてきているわけですね。
どこに行くのか決まってない旅になると、やっぱりアプリでは厳しいわけです。なぜなら行きたいところが決まってないわけなので、経路案内できない。そうなると、やっぱり時刻表が便利なわけですね。はい。

みなさんもときには時刻表買ってみませんか? 妄想の旅がたくさん出来ますよ。


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