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自分たちの地域に何かしよう
2020-03-18 TOP
こんな時期に何を考えているんだと言われることを承知で記します。
3月15日から18日にかけて台湾に行ってきました。
今回の目的は現在行っているプロジェクトのためが一番なのですが、観光地を回ったことも事実です。
当然食事は外食になり、有名店や小さなお店を回りました。

その上で私なりに今後私たちがやるべきことを記します。

今回の武漢肺炎において、患者発生抑え込みをある程度できていると言われている台湾です。
マスクも週に5枚指名証明の上購入することができます。
まずマスクの取得状況ですが、購入できるのですが身分証明書の確認や今週未購入の確認などで時間がかかるためマスクが必要な人はほぼ並んで購入されています。
開放された空間ではマスクをしている人が70%くらいですが、地下鉄などの空間ではほぼ100%の方がマスクをしています。
マスクについても洗うことができるマスクカバーでマスクを包んで再利用ができるようなアイテムが結構売られていました。ただしそういうアイテムを実際につけている方は少数派でした。

店舗に入るときですが入り口には主役としてアルコール消毒器がおいてあり、殆どの方が手をアルコール消毒していました。
(屋台に近いような開放的な店については、主役ではなく脇役的でしたがそれでもどこの店にもありました)

食事をする(マスクを外す必要がある)場所では、入り口に店員さんがいてアルコール消毒を促すとともに、非接触型の体温計ですべての人の体温を計測していました。そこで37.5度以上の数値が出た人は入場禁止をするそうです。

街の様々な場所では手洗いのやりかたのアナウンスがあるのと、みんなの力でこの大変なときを乗り越えようというメッセージもたくさんありました。

結論から言うと官民こぞって自分の体は自分で守り、自分の店の安全は自分で守るということを至極当たり前のようにやっています。

ホテルでも、共有スペースでは、私が先日提案したハイターを1000倍に薄めた溶液を使ってテーブル・エレベータ、そのほか人の手軽触れるとこを定期的に消毒しています。

なぜそれがわかるかというと、ちゃんとそのことを説明しているからです。

日本と違って家でご飯を作って食べることが当たり前じゃない国ですので、やはり外出は欠かせません。だからこそこのような活動をやって売り手も買い手も安心できるように頑張っているのでしょう。

いま日本でも、飲食業・イベント業が大変な打撃を受けています。
これを解決するには、もちろん武漢肺炎のワクチンができ、制御可能な病になることなのでしょうが、そこまで待っていると経済は死にます。
お互いにできる範囲で活動範囲を広げていき、飲食業・イベント業のショックをできるだけ和らげるしかありません。

でも、なんの対策も取っていないところに、勇気を持って行くというのは、これはある意味無謀です。
なので、もちろんお店も対策を取ってもらう必要があります。そしてその対策を自分の店の前で、自分のSNSで、自分の店のホームページでちゃんと公表する必要があります。
ではどんな対策が必要なのか。これは答えはありません。ただ台湾での店の対応が正しいとすれば以下の対応必要だと考えます。

1 定期的にハイターを希釈した次亜塩素酸液で定期的に滅菌をします。
2 入店する人は必ず非接触型の体温計で体温を計って確認します。
3 入店する際には必ずアルコールで消毒します。
4 トイレに行った際にも席に戻る前にはアルコールで消毒します。
5 よく見えるところに自分の店が行っている対策をしっかりと記します。

それと同時に、私達も以下の協力が必要です。
1 自分たちもアルコール消毒ができるキットを用意する
2 ちゃんと対策を取っている店は、ちゃんと対策を取って頑張っていると拡散する

政府広報であるように、私達ができる予防は
1 うがいをする
2 免疫力を高める
3 咳やくしゃみを撒き散らさない(予防のためのマスク)

です。

みんなで私たちの地域を守りましょう。


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