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築く時間と喪う時間
2019-11-01 TOP
11月になりました。
前の会社の時は、10月が決算だったので、11月1日が新しい1年の始まりでした。
その会社を自分の責任で倒産させてから7年半の時が流れました。

うちの親父が昭和54年に会社を始めてちょうど30年で会社をたたみました。
いろんな理由があったにせよ、倒産させてしまったのは事実です。
幸い、いろんな方々の支援のおかげで、今でもなんとか生きていられるのは感謝しかありません。

どんなことでもそうなのですが、経歴とか歴史とか信用とか、築くものは必ず時間がかかります。
今回消失してしまった首里城にしても、4月に燃え落ちてしまったノートルダム寺院にしても
何十年、何百年という時間をかけて築いたものが、一瞬にして喪われてしまいます。

私に対する信用が過去にあったとするならばの話ですが、その信用も喪ってしまうのは一瞬です。
皆さんも経験があるかもしれません。
ずっと信用されていた人や会社から、たった一つの何かが起こったことで、一瞬で信用を喪ってしまうこと。

現在の会社にとって、11月1日という日は、何事もない一つの日ですが、
改めて精進して仕事を行い、自分が招いてしまう「一瞬」ができるだけ少なくなるようがんばっていこうと
思っております。
 


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